言葉

十六夜の月の意味

十六夜の月の意味

満月のことは十五夜と言いますが、皆さんは十六夜という言葉はご存知でしょうか。

十六夜とは、文字通り満月の次の日の夜に現れる月のことで、読み方は「いざよい」と言います。

この名称は、「猶予う(いざよう)」という「ためらう」を意味する言葉に由来します。

満月よりも少し遅く顔を出すことから、月がためらっている、と見立てて「いざよい」と呼ばれるようになったようです。

進もうとして進まない。ためらう。たゆたう。

出典 : コトバンク「猶予う」

古くは「いさよう」「いさよい」という風に清音で呼びました。

また、十六夜の月は「不知夜(いざよい)」と書いたり、別名で「既望(きぼう)」と言ったりします。

既望という呼び方は、すでに望月(満月)が過ぎてしまったあとの月であることに由来します。

十六夜も既望も、季語は秋になります。「うす衣を披きて愁ふ既望かな / 富安風生」。

以上、十六夜の月の意味でした。