新月とイライラや精神不安定
満月によって自律神経が影響を受け、イライラや不安感など精神不安定の他に、様々な体調不良が生じる可能性があることは割と知られたことでもあります。

一方、月が見えなくなる「新月」の場合、体調や精神に変化をきたすことはあるのでしょうか。
満月の夜は、月がはっきりと姿を現しているので自分の体調や心の変化と紐付けやすいかもしれませんが、新月は目に見えないので体調や心の調子との関係性について考えることは少ないのではないでしょうか。
こうした「目に見えない」という点が、古くから満月に存在するような伝説が、新月にはそれほど多くないこととも関連しているのかもしれません。
しかし、新月もまた同様にひとの体や精神に影響を与えることがあります。

まず、満月に体調不良を招きやすい理由としては、「月の引力」が関係していると言われています。
満月は、月の引力がもっとも強くなる時期で、気圧の変化に体が影響を受ける(自律神経が乱れやすくなる)ように、満月の日もまた自律神経に影響を与えます。
そして、満月と同じように新月も体に変化を与える時期と考えられています。
それでは、そんな月の満ち欠けに合わせた日々の生活の過ごし方や工夫について紹介したいと思います。
満月から新月に向かっていく時期は、体が「排出」に向かう時期です。
そのため、この時期は、体のデトックスや断捨離など「整理」することに注力するとよいと言われています。
反対に、新月から満月にかけては、「吸収」の時期です。
排出したあとの吸収の時期なので、良質な食事をとるようにしたり、何か新しいことを始めるとよいでしょう。
ただ、逆にイライラや不満、ストレスなど「悪いこと」も吸収しやすくなります。
溜め込んでしまうと満月の辺りでどっと溢れるように爆発することになるので注意が必要です。なるべくストレスからは、距離を置いて過ごすようにしましょう。
あるいは、受験勉強なども、新月から満月にかけては教科書などで「インプット」し、満月から新月にかけては問題集などを使った「アウトプット」に絞ると効率よく覚えられるかもしれません。
月齢カレンダーや、月の満ち欠けを教えてくれるアプリ「月の満ち欠け〜本日の月は?〜」なども活用しながら、体調や日々のスケジュールを調整してみてはいかがでしょうか。
以上、新月とイライラや精神不安定の関連でした。