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なぜ、満月に体調不良になるのか

なぜ、満月に体調不良になるのか

低気圧の影響で古傷が痛んだり、体調が悪いということってありますよね。

こうした低気圧による体の痛みや体調不良というのは、実際に体験したことがあるひとも多いのではないでしょうか。

私自身も、梅雨時は怪我をした部分の痛みが再発したり、持病が悪化したり、頭痛やめまいが生じることもあります。

こうした梅雨時の体調不良の原因としては、「気圧の変化」が挙げられます。

この気圧の変化に対応するようにして体の自律神経も乱れ、関節痛や頭痛、めまい、また不安感やイライラ、うつ病のような精神症状も含めて様々な体調不良を招きます。

これは「気象病」とも呼ばれています。

強風や寒暖差、ゲリラ豪雨など急激な気圧の変化によって、もともと弱っていた部分が敏感に反応し、一説では日本で「1000万人」を越えるひとが気象病で悩んでいると言われています。

この気象病とよく似た現象として、満月の夜に体調不良になる、というものがあります。

古くから満月に関する言い伝えは数多くあり、また女性の生理の周期との深い関係性や、満月の夜には出産が多い、といった話も有名です。

他にも、満月や新月の夜は出血が多いので手術は避けたほうがいいといった説もあり、古代ユダヤ世界でも患者の出血を見るような去勢手術は月齢によって制限されていたそうです。

こうした満月と体調不良や精神への影響に関する話は、一見するとスピリチュアルな世界のものと思われるかもしれません。

満月という壮大なもので、なぜ体調不良になるのか、と疑問に思うひとも多いのではないでしょうか。

でも、それはむしろ逆で、壮大だからこそ、体という小さな自然にも影響を(気圧の変化と同じように)与えうる、ということですね。

自然界は影響力が複雑でほんとうに大きいです。

それでは、一体なぜ満月の夜に体調不良や情緒不安定が生じやすくなるのでしょうか。

満月が体調不良を招く原因として、科学的には月の引力が関係しているのではないかと考えられています。

満月の夜、地球をはさんで太陽と月が向かい合う。地球と地球上の物体に最も大きな引力が及ぼされるときである。このため海水も引力を受け、海辺は一日に二回、激しい満潮と干潮を繰り返す。

この引力を受けると、生物のからだにはこれに対抗するためのエネルギーが充満してきて、交感神経が緊張してくる。

安保徹『病気になる体質を変える! 免疫健康学』より

満月の夜は、地球上の生物にもっとも引力が影響を及ぼす日です。

その引力の負荷によって自律神経のうち交感神経が過剰になって症状が出やすくなる、というわけです。

驚くことに、こうした地球規模のエネルギーは地震のきっかけの一つにもなりうる、という研究も発表されています。

満月の引力や低気圧など環境ストレスによって生じる自律神経の症状は、日頃の弱っている部分や過去の古傷、もともと持病のある箇所などで生じる傾向にあります。

また、精神的に不安定になるのも、目に見えないストレスで無意識のうち緊張状態になり、ちょっとしたきっかけでイライラしたり不安になったりする、ということが言えるでしょう。

こうした症状は、ある種の自然の摂理でもあるため、完全にゼロにすることはできないかもしれません。

ただ、こうした体調不良を軽減させる対処法としては、食生活や睡眠、深呼吸の習慣、またスマホの使いすぎを避けるといった自律神経を整える方法がとても効果的です。

その他、自分が満月が近づくにあたって体調不良を招きやすくなる、精神が不安定になる、ということを、あらかじめ知っているだけでも焦りや不安が軽減するでしょう。

その場合は、アプリ(「月の満ち欠け〜本日の月は?〜」など)で月の満ち欠けをチェックする習慣をつけるようにすることをおすすめします。

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