春はホルモンバランスも乱れ、生理不順に

春が近づくと、妙に体も心も落ち着かなくなりますよね。
実は、春はイライラや不安、また体の様々な不調が現れやすい時期でもあります。

自律神経が弱っていたり、感受性が豊かで繊細なひとほど、この春の体調や精神の変化も感じ取っていることでしょう。
また、女性にとっては生理不順や月経前症候群の悪化なども見られる季節。
なぜかと言うと、春は東洋医学では五臓の「肝」の乱れる時期でもあり、「肝」は気の巡りをよくし、血の貯蔵の役割もします。

ホルモンバランスにも影響を与えるので、生理不順などの悪化も招きやすくなります。
東洋医学でいう『肝』の働きは、西洋医学でいう肝臓の働きと全く同じというわけではなく、肝臓の本来の働きである血液の貯蔵、分配、解毒などのほかに、目や筋肉、情緒のコントロール機能などまで広範囲にわたっています。
『肝』の気は上昇する性質をもっていますが、春の陽気に刺激されて肝気がのぼり過ぎることがあります。それが、目の充血や頭痛、イライラ、不眠症、情緒不安定、血圧が上がるなどの症状になるのです。また、肝はホルモンバランスと関係が深いので女性の生理不順が起こりやすいのも、この季節です。
対処法としては、食事面では、糖分の摂取を控え、春が旬の野菜や山菜をたっぷり摂るようにしましょう。
その他、タケノコ、あさりやはまぐり、帆立貝など、肝の働きを調節してくれる食物もおすすめです。お味噌汁にして日々の習慣にするとよいでしょう。
また、「思いっきり伸び伸びとする」というのも大切です。
自然の豊かな場所で運動をしたり、ヨガに通ったり、春は新しく何かを始めるにもよい機会。
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一年後に備えて今から何か始めてみるのもいいかもしれません。