季節、その他

季節の変わり目(夏→秋)の消化不良と整体

季節の変わり目は体調不良に

体は、睡眠やホルモンバランスなどの自律神経(自然のリズム)に影響を受けながら、ときに心身の症状として、その乱れのサインを発します。

自然のリズムを敏感に感じ、連動する体は、強風などの低気圧や月の満ち欠け(満月)といった自然環境の変化によって頭痛やイライラが発症することもあります。

その一つに季節の変わり目もあります。

季節の変わり目は風邪を引きやすいというように、季節が変化していく過程で体も変化に対応しようとしてバランスを崩すことが、こうした変わり目の体調不良の原因と考えられています。

そこで今回は、夏から秋にかけての季節の変わり目である9月頃に生じる「消化不良」について、整体の視点から家で簡単にできる対処法を紹介したいと思います。

季節の変わり目(夏→秋)と消化不良

体は、夏のあいだは発散しようとして緩んでいます。

そのため汗もかきやすく、またじんましんなども発症しやすくなってきます。

夏が終わり、秋の涼しさが徐々に深まっていくと、体のほうも連動してゆっくり閉じていきます。

夏場にあまり体を冷やしすぎると、その反動もあって敏感になり、胸のあたりが固まります。そして、胸椎7番、8番、9番も硬直、みぞおちの周辺がこわばっていきます。

画像 : 片山洋次郎『整体かれんだー 旬な身体になる』

セルフチェックの方法としては、体を軽く横に曲げましょう。

このとき脇の下のあたりが突っ張っているようなら、胸椎7番、8番、9番(肩甲骨の真ん中の少し下辺り)も硬くなっています。

また体をねじってみたときに、どちらか一方にねじれやすく、反対側がねじれにくい場合も、胸椎7番が硬く、動きづらくなっています。

整体的に見ると、こうして胸椎の7番、8番、9番が硬くなると、みぞおちも張り、消化器系にも影響を与えます。

胸椎7番はねじれると、胃の出口(幽門)から十二指腸の動きが悪くなる。胃酸がたまって胃が痛くなる場合もあるし、ひどくなければ食べて胃を動かすと気持ちよくなるので、すぐお腹がすいて何回となく食べたくなる場合もある。

もっとひどければ何も食べられなくなる。気分は同じことを繰り返して考えて落ち込むか、いらいらして人に当たりたくなる。この場合甘いものがとくに食べたくなる。

出典 : 片山洋次郎『整体。共鳴から始まる』

いかがでしょう、当てはまる方も多いのではないでしょうか。

季節の変わり目で、消化不良が続いているようなら、この部分を緩めてあげるといいでしょう。

 

自力整体による消化不良の対処法

さて、この夏から秋に変わる9月頃に、胃の調子がよくない、慢性的な消化不良が続く、という方におすすめの家でできる対処法が、自力整体です。

方法は簡単です。

右手の手のひらをみぞおちとおへそのあいだくらいに触れるように当て、そのまま、ゆっくりと右側に軽く引っ張るような形でずらし、手のひらの力を緩めるようにしてまた戻します。

こうすることで、胸椎7番もゆるみ、胃の動きも戻ってきます。

また、食べすぎで苦しいときにおすすめの対処法が、食べすぎ体操です。

 

出典 : 「食べすぎ体操」と椅子坐

 

図のように、正座をしたまま、膝を開かずに後ろに倒れていきましょう。深呼吸をし、上体はリラックスさせます。

痛みが強いようなら、むりをしない範囲で行いましょう。

食べすぎで苦しいときには、この方法が効果的です。

ぜひ季節の変わり目で消化不良が続くようなら試してみて下さい。