
冬に多い、こむら返りの原因
朝、寝起きに突然ふくらはぎがつった、という経験があると思います。
このふくらはぎ(足)がつる症状を「こむら返り」と言い、いったんこむら返りが起きると、身動きがとれず、冷や汗をかくような激しい痛みに襲われます。
こむら返りは、疲労や運動不足、栄養不良などによって筋肉が急に収縮することが原因で生じると考えられています。
そのこむら返りが特に多いのが、秋から冬にかけて寒さが厳しくなってくる季節です。
冬場は、体が冷えることで無意識に全身が硬直し、血行も悪くなっていきます。こうした季節的なことも、ふくらはぎがつることの原因となります。
ふくらはぎがつったときにおすすめ、すぐ効く対処法「足の親指ストレッチ」

こむら返りは、しばらく安静にしていれば自然と落ち着いていきますが、足をつった瞬間は息もできないほどの強い痛みで、一刻も早くその痛みから解放されたいという思いに駆られます。
そこで、ふくらはぎがつった際にすぐ効くおすすめの対処法として、足の親指ストレッチを紹介したいと思います。
このストレッチ、方法はとても簡単です。
足の親指をつかんでゆっくりと反らし、ぐうっと伸びたと思ったら、そっと力をゆるめていきましょう。
ストレッチは、緊張と緩和が肝心で、この緩和していくときに効果を発揮します。
親指を反らして、ゆっくりと緩める、ということを繰り返しましょう。深呼吸のリズムに合わせて行うと、より効果的です。
早いと一分程度で痛みは治っていきます。
また、ふくらはぎがよくつるという場合は、栄養不足も関係しています。
特に、「マグネシウム(海藻、豆腐、豆乳)」「カルシウム(小魚や干しエビ、小松菜)」「亜鉛(魚介類、レバー、ココア)」などが関連しています。
その他、こむら返りに効果的な食材として玄米と山芋が挙げられます。普段の食生活に取り入れ、予防しましょう。
以上、ふくらはぎがつったときにすぐ効くおすすめの対処法「足の親指ストレッチ」でした。